くらむせかい

精神虚弱なぼっちヒキニート

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「フヅクエ」の店長阿久津さんが言っていた(書いていた)けれど、読書には記憶が宿るって。本を思い出すたびに、その本を読んでいた自分の置かれていた状況や考えたこと、芋づる式に記憶が引き出されていく。本と記憶は切り離せない。

わたしも、「ハードボイルド〜/村上春樹」や、「信じぜざる者コブナント」を読んだ年の暮れ、仕事に泣きながら行っていたときに読んだ辻村深月、学生鞄の中に忍ばせていた「水没ピアノ」、就職留年中の「銃」、先生と競って読んだ「海辺のカフカ」、ひとりぼっちで読んだ「ティンブクトゥ」

数え上げたらきりがない。在職中のセカオワ、退職直後のでんぱ組、通勤のバスで聴いたn-buna、ゲームをしながら聴いた嵐、潰れそうな心ですがったエド・シーラン、何度聴いても泣いてしまうハロハワユ、大好きだった教科書ソング時の旅人、校長先生が好きだっためっちゃ暗い賛美歌

わたしたちは記憶でできている。だから、ほんとはわたしは感謝しなくちゃ。できないことがひとつずつ増えていく毎日にも、記憶だけはなくさないでいられる。ブログを初めてすぐ仲良くなったよこさん、団子さん、くるんちゅさん、yuriさん。いまはもうネットにいないみんな。わたしはあなたを記憶する。

それだけが心の支えになる日がきっとくる。このままじゃ、きっとくる。わたしはどんどん悪くなっているから。
でも新しいお知り合いのゆたさん、wattoさん、戯文寿司さん。ひとりでも多くのひとが、わたしの記憶に留まりますように。最後まで、最後まで。

わたしはみんなが大好きなんです。