くらむせかい

精神虚弱なぼっちヒキニート

日記パート2

日記パート2 一日の始めに日記を書いておく。すると嫌なこともやらざるを得なくなる。面倒臭いことや後回しになっていたことにも着手できる。無理矢理だけどたまには効く。 今日は広場恐怖症を抱えながら30分近く家から歩いていく。どうなるかわからない、…

日記

日記 タリーズにてお茶。そのあと金高堂で本を漁る。30分ほど。時間が足りない。昼前に昼寝。眠たかった。やや寝不足、だが夜も寝ている。夢も見ない。 しんどくなったら想像力を働かせる。ややエッチな話でもいい。気分を紛らわせて生きていくこと。そう…

素直な世界

素直な世界 優しさや思いやりが素直にある世界があるといい。最近とくにそう思う。大切な人が癌になったからかもしれない。 毎朝目が覚めると一日が始まることに怯えてしまう。布団の中でひとり震えている。朝なのに、まだ。 軽い知人というものが存在してい…

悩みのある世界

悩みのある世界 悩み事があって当然でだからわたしの悩みもおかしくないことを証明された午後四時半 わたしたちはすれ違いながら本当のわたしは立ち止まっていて歩いているのはあなたたちだけ 残酷な映画を観ても死にたがりの歌を聴いてもわたしの目には映ら…

あなたば

あなたば あなたでできた花束を わたしに下さい わたしはそれを花瓶に挿して 数日もたせた後 土に埋めます あなたでできた花束は あなただから わたしに下さい ほんのひと束でいいです なにかの供養だと思って わたしに下さい

朝鮮朝顔

朝鮮朝顔の咲く山を 分け入って 登っていくと 見えてくるものがある それは黄色や 白や青色をしている 方々に朝鮮朝顔に囲まれながら 色とりどりのそれらに目を向けると 思い出すものがある 苦しい思いも 楽しかった思いも 蘇る 朝鮮朝顔の顔がこちらを向い…

わたしがわたしらしくあるために。

わたしがわたしらしくあるために。 生きてゆくと生きていくを使い分けて アマザラシの曲を聴きながら 自殺せず 陽の光を浴びて 作品を作り出し 昼食を食べて すこしだけ眠る わたしがわたしらしく生きていくために必要なものは わたしの周りにぜんぶ揃ってる…

あんたらへ

✳︎ 捨てられた猫が余命幾許になって捨てられた家に帰って主人を待っている。 会いに来いよ。 おまえが育てたんだろうが。 会いに来いよ。 もう明日なんてないかもしれないんだぞ。 ゴミ捨て場の陰で待ってんだよ。 最低なあんたのこと待ってんだよ。 最後く…

暗唱

暗唱 一冊丸ごと暗唱できる本があれば人生は少しだけ丸くなる。 だけどその本はまだないからわたしの人生はいびつだ。 7時5分に起きて9時5分に眠る。 起きている間は歯軋りをしている。 「あなたはブンちゃんの恋」は2巻しか持っていなくてまだ読んでいない…

詩って

詩って 子どもの頃以来読んだこともないし 書けと言われても書けない そうあなたは言ったけれど わたしは同意するように頷いたけれど ほんとはちがう わたしは詩が好き 詩ってものが好きなんだ そしてあなたもほんとは詩が好き 音楽を聴くでしょう 小説を読…

鷹の子

鷹の子 毎朝、鷹の子の声で目を覚ます。 セクシーな夢の残差が内腿に残っている。 かといえば夢の中ではわたしは道具で、いいように使われ、かえりみられず、同級生たちはわたしを使って、次々とゲームをクリアしていく。 わたしの身体をバラバラにして、道…

顎関節症

よわい三十を過ぎて、左耳下に痛みを感じ、口腔外科に駆け込むと、顎関節症との診断が下り、漢方薬が7日分処方されました。 顎関節の捻挫による筋肉痛とのことでした。 処方を服薬後も、おかゆ食を続けていますが、一向によくなる気配がありません。 そうい…

文才

わたしの文才は父譲りだ。 父も子供の頃は小説家に憧れたらしい。 わたしが「小説家になりたい」と言った時、「まずは書け」と一喝された。 文才は父譲りだと言ったけれども、それは文才が「ある」という意味ではない。よく言って中庸である。 先日、わたし…

頭の中の幽霊

頭の中の幽霊 頭の中の幽霊中の幽霊になって 脳神経外科の先生から エムアルアイ検査を促されたら エムアルアイ検査からは逃げ出して 車道の真ん中を歩こうよ 食べ物には毒が入っている! あなたが触れたものは毒に変わる! 壁の中に住む壁人間によると わた…

わたしたちの恋

わたしのこころがぐしゃぐしゃになりそう 雨でも降ったわけでもないのに 境界線がすぐに消えちゃって わたしのこころがぐしゃぐしゃになりそう 歩いても走っても 同じなら歩こうよ 手を繋げるだけつないで1日を終えたら また明日の夢が見られるから 同じな…

ブランコ押して押して

ブランコ押して押して 遠くへ遠くへ 裏側は見ないで そんなのひつようないから こわいこわい ここはとても怖い だから押して押して 遠くへ遠くへ 流れるものに目を向けないで わたしだけを見て ここはとても暗い くらいくらい ブランコ押して押して 遠くへ遠…

ブランコに乗って

ブランコに乗って 低すぎる椅子に腰掛けて 「酔うよ」 と注意を受けて 漕ぎ出した はじめはぐんぐん 漕いで 靴の底が土を削る ザ、ザ、という音がして わたしは風を感じた しばらくして 「酔う」のが怖くなり 速度を落とすと 靴の底はより深く 地面を削り出…

日々の積み重ねが作品になるといいというのは本心で、それはある意味わたしが生きたことが証になればいいという願望であって、その願望は強くて、時に希死念慮を吹き飛ばすくらいになる。

曇天

生きてる奴が偉いのに わたしたちは殺される そんなやりとりばかり 先を争うタイムラインで 奇跡みたいに呟かれる 「死にたい」 それが罪だとか罰だとか 病気だとか障害だとか どうでもいい どうでもいいことの先に わたしは行きたいんだ

わたしも命に嫌われている

わたしも命に嫌われている 反戦旗を掲げて 「戦争反対」って叫ぶ その実夜は眠れず 追加ばかりしている安定剤 好きな人とも嫌いな人とも 話したくなくて わたしも命に嫌われているって 話がしたくて 年金事務所で書類もらって デイケア見学に来ていく服を 親…

命に嫌われている

命に嫌われている。 わたしの音源は毎年紅白歌合戦ですが、そこで歌われていたのが、表題の歌で、今日youtubeで改めて歌詞を見ながら聴いてみました。 わたしたちは命に嫌われているのか、わたしたちが命を嫌っているのか、わからないけれど、最近読んだ短歌…

絶えて物言うことものなく

『テルーの唄』が好きだ。 だれにも聞かれない場所で、とても小さな声で歌いだす。初めはキーが合わない。わたしは音痴だ。二番に入ると少しずつ、思った声が出てくる。ゆっくりと二番は歌う。わたしの好きな花が出てくるからだ。 三番はいちばん悲しい。い…

水のように

あの人はよくてわたしはだめそんな話の真ん中で太陽みたいに笑っているあなた水の流れる待合室でわたしたちは出会った いつまでも続くとおもっていたわけじゃないだけど今日だともおもっていなかった「さよなら」を言えるような気分じゃ到底ないのに 自己分…

旅立ちの日はいつも雨

それが父の口癖だった。土日があけて、出勤をする憂鬱な月曜日。車のワイパーを停車ごとに止めながら、わたしたちは進んでいく。クリアーなフロントガラス、雨に濡れそぼれるフロントガラス。交代ごうたい。わたしの耳にだけ流れるアジカン。ふたりの耳に流…

今日の日記

久しぶりに日記を書いてみようと思う。今朝は7時に起きてずぼらヨガと呼吸法の練習。午前中に入浴をしてややばたばたしながら、ミサンガ編みと瞑想20分をする。(「こなす」と書きそうになった。日課をもっと楽しめるといいな。いまのくらむには簡単なこ…

夏になったら夏の歌が流行って冬になったら冬の歌が流行るここは音楽にとって天国みたいな場所春になったら春の歌が流行って秋になったら秋の歌が流行るここはわたしたちにとっは騒がしすぎる場所 手を取り合えたらいいねたったひとつしかない場所だから押し…

わたしは一匹の羊残り99匹にはヴェールがかかってある「健常」という名のヴェールわたしは一匹の羊剥き出しで主に特別な試練を与えられている「否定型発達」という名の試練 わたしたちは互いを押し合いへし合い囲われていた草原を抜け出して四方八方へ散っ…

無名

まな板にレーズンは絶滅危惧種で底にしたのはごぼうと豆のサラダわたしたちには生きている方が不快で死んでいる方が快楽な瞬間が訪れる それはスマホの充電が10%を切るとき 突然訪れて突然去っていく

招待状

つら過ぎたんだこの世の中を生きるのはわたしにとってつら過ぎたんだ 苦し過ぎたんだこの身体を生きるのはわたしにとって苦し過ぎたんだ だからといって心も身体も捨てられない だからわたしは社会人をやめた「やめた」という言い方は正しくない満員電車から…

通るぞ

逃げていく。追っていく。逃げていく。追っていく。逃げていく。芋を食べる。逃げていく。逃げていく。逃げていく。 わたしの便意よ。司れわたしの脳よ。第2の脳も第1の脳が支配せよ。支配下に置け。 ピンクよ。ピンクのお前よ。働け。がむしゃらに働け。…